つみたてNISAで投資するのにおすすめの投資信託は何だと思いますか?
つみたてNISAは最長20年間非課税で運用できるとてもお得な制度です。
つみたてNISAに対応した銘柄はある程度限定されていますが、それでも証券会社は多くのつみたてNISA対応ファンドを取り扱っています。
と悩むかもしれません。
でも、実はほとんど悩む必要はありません。
つみたてNISAにはSBI証券で取り扱っているSBI・V・S&P500がおすすめだからです。
今回の記事では何故つみたてNISAにSBI・V・S&P500がおすすめなのかを紹介します。
- 対象:これからつみたてNISAを始める人
- 得られること:つみたてNISAで買うべきおすすめの投資信託の銘柄が分かります。
何故SBI・V・S&P500がおすすめなのか
SBI・V・S&P500がおすすめな理由は以下の2つです。
- 投資対象が米国市場
- 管理手数料がとても安い
超長期では米国をメインに投資すべき
つみたてNISAは20年程度の運用期間を想定するものです。
20年後を見据えて投資しなければなりません。
昨今日本はイノベーションも落ち企業の国際競争力も低下する傾向にあり、将来的に経済が成長していくのかわからない状況です。
20年後に向けた大切な資金ですから、20年にわたってこれからも世界経済の中心でありイノベーションの中心である米国市場に向けるのが確率的には正しいと私は考えています。
ちなみに、つみたてNISA銘柄の候補には、全世界の株式市場に投資する投資信託もあります。
ただ、米国以外の銘柄が入ってきてしまう分パフォーマンスが落ちてしまう可能性がありますので私は買いません。
試しにGoogle FinanceでVOOとVTを比較してみて下さい。
過去の実績ではVOOがVTを上回っているのがわかると思います。
SBI・V・S&P500は運用コストが低い
20年という超長期は小さな管理手数料の違いが大きな差を生みますが、この点はどうでしょうか。
SBI・V・S&P500の管理手数料は0.0938%程度。
他の米国株投資信託の運用コストと比較してみましょう。
例えば、楽天・全米株式インデックス・ファンドの場合管理手数料が0.162%と若干ですが高いです。
他には、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)もありますが、管理手数料が0.0968%と僅差ではあるもののこちらもコストが高いです。
どちらも20年前から見ると信じられないくらい低コストの投信ではあるのですが、SBI・バンガード・S&P500のほうが低コストですね。
つまり、現時点(2020年7月)時点ではSBI・V・S&P500の管理手数料は、米国株式インデックス投資信託の中では最も管理手数料が低い投資信託です。
SBI・V・S&P500とはなにか
SBI・V・S&P500はSBIアセットマネジメントが運営する投資信託です。
時価総額は382億円とだいぶ増えてきました。
投資対象の指数はS&P500指数(配当込み、円換算ベースです。
S&P500に連動するものとして、米国ETFのVanguard S&P 500 ETF (VOO)
もあります。
米国株ETF VOOは株と同じように個別に買えますので、
と思うかもしれません。
VOOは普通の米国上場ETFですので、米国株を扱っている証券会社ならもちろん個別にこの銘柄を買えます。
但し、次の二つの問題があります。
- 手動で購入手続きをしないといけないので、継続的に投資していく場合は購入手続きが面倒くさい
- 米国株売買手数料と為替手数料手数料がかかり手数料の負担がある。
一方、あなたがSBI・V・S&P500に投資する場合は、多少の管理手数料は取られるものの、
- 一度投資信託の自動積立設定をしてしまえば、毎月自動で購入ができる
- 米国株売買手数料がかからない
という大きなメリットがあります。
つみたてNISAは積立投資ですので、これはあなたが米国株式インデックスであるS&P 500に毎月積立投資をしていくことと同じことになります。
まとめ
つみたてNISAにSBI・V・S&P500がおすすめな理由について紹介しました。
SBI・V・S&P500は
- 投資対象が米国市場であること
- 管理手数料が安いこと
の二点から現時点(2021年6月)では経済合理性を考えれば、つみたてNISA用の投信としてとてもおすすめできる銘柄です。
あなたも20年後の非課税期間で大きな資産を作るためにSBI・バンガード・S&P500を通じた米国株への投資を検討してみてはいかがでしょうか。
なお、SBI・V・S&P500はいまのところSBI証券でしか取り扱いがありませんので、SBI証券の口座を開設しつみたてNISAでの投資を始めましょう。