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新社会人におすすめな金融機関と使い分け方【2023年】

新社会人におすすめな金融機関とその使い分け方

あなたは新社会人におすすめな金融機関はどこだと思いますか?

私が社会人になったのが約20年前ですが、その頃と比べると個人の金融サービス/金融機関の選択肢は飛躍的に向上しました。

一方、金融機関の選択肢が多すぎて新社会人の人にはかえって選びにくいのではないでしょうか?

私は過去20年、海外金融機関も含めて様々な銀行、証券、クレジットカード、バーコード決済、ポイントを使ってきました。

使っている中で良いところもあり悪いところもありましたね。

その経験と今の知識を踏まえて、これから社会に出る新社会人におすすめな金融機関をまとめてみました。

本記事の対象と読んで得られること
    • 対象:今春高校・大学を卒業して仕事を始める新社会人
    • 得られること:新社会人にとっての合理的な金融機関の選び方がわかります。

新社会人が最低限口座を開いておくべき金融機関

新社会人として最低限口座を開いておくべき金融機関ですが、

    • メガバンク、地方銀行もしくはゆうちょ銀行
    • ネット銀行
    • ネット証券
    • クレジットカード
    • バーコード決済

の5つです。

これを全部口座開設しましょう。

全部使いますので、全部必要です。

今のところ全て口座維持手数料はかかりませんので、口座を開くことで不利益を被ることはありません。

銀行について

銀行の部分で「メガバンク、地方銀行もしくはゆうちょ銀行」とネット銀行の二つを挙げています。

ネット銀行のほうが銀行機能としては総じて便利ではあるものの銀行口座引き落とし(口座振替)においてはネット銀行を指定できないものがあるため、銀行口座引き落とし用で「メガバンク、地方銀行もしくはゆうちょ銀行」が必要なためです。

日常の銀行サービスの観点ではネット銀行が圧倒的に便利なので、メガバンクなどはあくまで銀行口座引き落とし専用でしか使う必要がありません。

ネット証券について

新社会人で給料をもらうようになったら、将来を見据えてすぐに少額でも株式投資を始めましょう。

若い頃の小さな努力の差が20年後に極めて大きな差を生みます。

コツコツ株式投資をすることが重要なことに気づいたころにはもう時間は取り戻せません。

株式投資を始めるといっても野村証券、大和証券などといった店舗がある証券会社ではなくネット証券にしましょう。

ネット証券のほうが取引コストやサービスが段違いに良いです。

20年近くネット証券を使い続けていますが、資産一億円を超える規模になっても全く問題なく使えています。

クレジットカードとバーコード決済について

いまはキャッシュレスで支払ったほうが断然にお得な時代ですので、クレジットカードも必要になります。

学生の頃に使っていたクレジットカードはいったんおいておき、新社会人として今後も見据えてクレジットカードを選びましょう。

クレジットカードは信用の積み重ねが重要になるので、10年後、20年後により生活をエンジョイできるようなクレジットカードを今から選んでおくことが重要です。

単に今ポイントが貯まることも重要ですが、10年後、20年後も見据えてクレジットカードを選択することをおすすめします。

バーコード決済のシステムは2018年以降普及し始めたものですが、私も日常的に使いまくっていて非常に便利でお得なのでこれも口座を設定しておきましょう。

新社会人におすすめの銀行

最初に新社会人におすすめな銀行について説明します。

銀行は二種類必要で、

です。

「メガバンク、地方銀行もしくはゆうちょ銀行」についてはどこでもいいです。

メガバンクのサービスに大差はないので、口座引き落とし・口座振替が目的なのでそれができればどこでもいいです。

あえていうなら、みずほ銀行はオンラインバンキングシステムが使いにくいのでやめておいたほうがいい、三菱UFJ銀行はオンラインバンキングシステムの使い勝手が比較的マシというくらいです。

三菱UFJ、三井住友、みずほのどこかのメガバンクの口座を開いておくのが良いでしょう。

メガバンクの用途は口座引き落とし・口座振替のみなので

といった物理的なアクセスのしやすさで選んでいいです。

あなたが選べるのであれば、通帳を発行しない完全オンラインでの口座を選びましょう。

例えば、三菱UFJ銀行だとEco通帳が選べます。

通帳がないことでのデメリットは基本的に全くありませんので、紙の通帳のような昭和の時代の遺物はもう使うのをやめましょう。

ここでは仮に(最大手なので)三菱UFJ銀行に口座開設することにします。

それより重要なのがネット銀行です。

最初は住信SBIネット銀行の口座開設しておきましょう。

私も色々なネット銀行を使ってきましたが、サービスとオンラインバンキングシステムの使いやすさでは住信SBIネット銀行がダントツに良いです。

住信SBIネット銀行の良さについては以下の記事も参照ください。

新社会人におすすめのネット証券

ネット銀行に口座を開いたら次はネット証券の講座を開きましょう。

ネット銀行で住信SBIネット銀行を選んだのでそれとの連動のしやすさを考慮して、ネット証券最大手であるSBI証券に口座を開きます。

私も日本株のメインの証券口座として使っています。

住信SBIネット証券とSBI証券は連携させれば一体運用ができるので便利です。

SBI証券はネット証券の圧倒的最大手ですので安心ですし、米国株個別株の自動積立投資ができるメリットがあります。

初心者が資産を増やすためのネット証券の選び方

口座開設はこちらからどうぞ。

 

新社会人におすすめのクレジットカード

クレジットカードは悩みどころですが、私のおすすめする選択方法は

です。

まず「未来用」ですが、これは10年後、20年後に向けて信用を積み上げていくカードです。

日本のクレジットカードの中で最強のステータスカードであるJCBのJCBザ・クラス、これを目指すためのカードを一枚メインカードで作りましょう。

この記事を読んでいるようなあなたは40歳くらいで資産一億円強を達成する資産強者になっているはずですが、お金持ちになってくるとステータスカードを有効に活用できるようになります。

私は今になってJCBザ・クラスが欲しくなったのですがJCBユーザーではなかったので信用を積み上げるのに時間がかかり、入手に苦労しています。

若い頃からJCBに対して信用を積み上げていけば、比較的容易にJCBザ・クラスまでたどり着けると思います。

新社会人であれば、JCBオリジナルシリーズの「JCB CARD W / JCB CARD W plus L」が最強です。特徴は、

といったものです。

新社会人が良く使いそうなAmazon,セブンイレブン、スタバの支払いが非常にお得になるクレジットカードなのに年会費無料です。

なお、旅行傷害保険は強くはありませんのでその点だけ注意が必要です。

ただ、日本国内でメインカードにするには最強なクレジットカードです。

JCB CARD Wをメインカードとしつつサブカードとして楽天カードをJCB以外の決済ブランドで作ります。

JCBカードだけだと海外に行ったとき困りますし、スーパーマーケット・お店によっては独自カードのほうがお得になるケースもあります。

また、楽天市場を全く使わなくても楽天カードはいろいろ便利ですし年会費も無料ですので作っておきましょう。

昔は楽天カードなんてかっこ悪いと言われていた時代もありましたが、楽天カードの良さが理解できない人は情弱ですよ。

楽天カードは楽天証券での投資信託の積立にも使えます。

楽天カードはMasterにしておきます(これは好みの問題なのでVisaでもMasterでもどちらでもいいです)

サブカードは例えば

といった組み合わせで作りましょう。

左側がよく行くお店のクレジットカードです。

新社会人におすすめバーコード決済

最後にバーコード決済です。バーコード決済は

が代表的な三種類ですが、楽天ペイを使いましょう。

2018年〜2019年にかけてバーコード決済のシェアを巡る戦争が勃発しましたが、現状を見ると市場シェアではPayPayが勝利したといえるでしょう。

ただ、常時最もお得なのは1.5%還元の楽天ペイです。

基本は楽天ペイを使うでいいです。

新社会人のおすすめ金融機関のつかいわけ方

ここまで

  • メガバンク、地方銀行もしくはゆうちょ銀行:三菱UFJ銀行
  • ネット銀行:住信SBIネット銀行
  • ネット証券:SBI証券
  • クレジットカード:JCB CARD W、楽天カードMaster、およびよく使うお店のカード
  • バーコード決済:楽天ペイ

の7つの金融機関の口座を開設してきました。

ここで全体的なつかいわけ方を紹介します。

こんな感じで使い分けていくと、最もお得に支払いをすることができますよ。

まとめ

2022年春の新社会人におすすめな金融機関と使い方を紹介しました。

今回紹介した金融機関ですが、私が新社会人になった20年弱前には7つの金融機関のうち2つ(三菱UFJ銀行とJCBカード)しかありませんでした。

そう考えると、非常に消費者にお得な時代になったなと感じます。

また、お得な金融機関や使い方を知っている人だけが得する時代でもあり、情報格差が大きな差を生む時代にもなりました。

バーコード決済のキャンペーン競争もそうですが、情報を得るものが勝つ時代ですのでアンテナは高くしていきましょう。

なお、銀行口座については、今回紹介したものが準備できたらオプショナルで目的別口座も検討してみてください。

目的別口座を使いこなせれば、家計管理がより上手にできるようになります。

また、新社会人の人は、金融機関の準備をしたらぜひ以下の記事を参考にして、お金持ちになるための本を読んでみてください。

勉強しお金持ちになるための正しいことをコツコツと続けていれば、誰でもお金持ちになれるはずです。

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