2022年にあなたはどんな投資をする予定ですか?
今回は世の中にある様々な投資対象の中から、私が平均的な日本人に向けておすすめしたい投資方法を紹介します。
もちろん、投資は完全に自己責任ですから、これと同じことをやって儲かる保証はどこにもありません。
ただし、私の過去20年の投資経験から「これがいいんじゃないか」とかなり自信を持って勧められる方法です。
自己責任という部分は理解した上で、ご検討ください。
2022年の投資の基本は毎月の自動積立投資
2022年も投資の基本は毎月の給料からの自動積立投資です。
投資のベースとしてはこれが一番でしょう。
私もやっています。
何をやればいいかと言うと、
- つみたてNISAとiDecoの枠限界まで超低コストの米国株インデックスファンドの自動積立投資
- それでも毎月余裕があれば、SBI証券の海外ETF積立サービスを使って「ウィズダムツリー 中国株ニューエコノミーファンド」を自動積立投資
- 更に余裕があればSBI証券の海外ETF積立サービスを使っての超優良株かセクターETFの自動積立投資かauカブドットコム証券のプレミアム積立を使って日本の超優良株の積立投資
です。
私はこれからは米国一辺倒ではなく中国にも投資したほうが運用パフォーマンスは高いと考えているので、米国株と中国株両方に投資します。
これは趣味の問題なので、毎月の積立投資は全部米国株インデックスファンドに投入するでも全く問題はないでしょう。
超低コストの米国株インデックスファンドは好きな銘柄を選べばよいのですが、例を挙げると以下のような銘柄です。
- SBIバンガード S&P 500
- 楽天全米株式インデックスファンド
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
上記は多少信託報酬の違いはありますが、何でもいいと思います。
中国株インデックスに投資する超低コストのインデックスファンドというのが日本の存在しないので、中国株は毎月手動で購入することを検討する人も多いでしょうが、私の経験だと毎月手動での購入は面倒臭すぎて続きません。
毎月の投資はできるだけ自動化するのが鉄則ですので、私はSBI証券の海外ETF自動積立投資サービスを活用するのがいいと考えています。
更に余裕があれば、超優良企業かセクターETFの積立投資でキャピタルゲインを狙うのも良いかもしれません。
私が個人的にやっている個別株の積立投資は、
- Square
- Taiwan Semiconductor
- Sea
- NVIDIA
- WisdomTree Trust China ex State Owned Enterprises ETF (CXSE)
- ソフトバンクグループ
ですが、これはあなたの趣味の問題なのでDirexion Daily Semiconductor Bull 3X Sharesで超絶利益を取りに行くでも、ソフトバンク全力勝負でも、NIOにつぎ込むでもなんでも良いでしょう。
重要なのはインデックス投資で資産の基盤を作ることです。
安定した基盤があればリスクをとっても良いのではないかと私は考えています。
実際のところ2022年の投資はこれだけでいいんじゃないでしょうか。
あまり複雑なことをやる必要はないでしょう。
2022年のボーナスのおすすめ運用方法
毎月の給与所得からの投資は米国株と中国株に自動積立投資をするとして、ボーナスはどのように運用したらいいのでしょうか?
私はこれも毎月の自動積立投資すればいいと考えます。
仮にボーナスから84万円投資可能だとしたら、証券口座に84万円移した上で毎月の自動積立金額を7万円増額すればいいだけです。
素人が一度に多額の資金を投資したところで最適なタイミングで投資できる保証はどこにもありませんから、おとなしく投資信託を自動積立投資するのが大損する可能性が低いのです。
ボーナスで毎月の積立投資を上乗せするなら、私なら米国株インデックスファンドに資金を投入しますね。
仮に給与から月10万円の投資余力があり、ボーナスで年84万円投資可能だとしたら、積立投資は以下のようになります。
- つみたてNISAで月3.3万円 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)自動積立投資
- iDecoで月2.3万円 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 自動積立投資
- SBI証券の海外ETF自動積立投資サービスでウィズダムツリー 中国株ニューエコノミーファンド自動積立投資
- ボーナスを証券口座に移しておいて月7万円eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 自動積立投資
自動積立投資であなたがやる必要があること
自動積立投資を主軸に投資していれば、あなたが日々やることはほぼありません。
やることといえば以下くらいです。
- つみたてNISA申し込みと積立設定
- iDeco申し込みと積立設定
- 海外ETF積立設定
- 投信積立設定
上記は全て一回だけやればいいだけで、あとは年1回積立金額の見直しをする程度の作業しか必要ありません。
株が暴落したらどうすればいいの?と思うかもしれませんが、株が暴落してもどうせもとに戻るわけですから自動積立投資を放っておけばいいだけです。
そして20年程度運用した上で、つみたてNISAを順次売却、iDecoについては60歳になったら税制を考慮して売却すればいいだけです。
私は個別株投資が趣味なので株式投資に時間を割くのは苦ではありませんが、大多数の人は個別銘柄を探すことに時間を使うことなどせずもっと有意義なことに時間を使ったほうがいいですよ。
まとめ
今回は平均的な日本人に向けた2022年のおすすめ投資方法を紹介しました。
一言でいうと、自動積立投資設定をして後は何もせずに放置しておけばいいです。
投資において成功の鍵は、余計なことをしないことだと最近考えます。
成長市場に投資しておけばずっと保有しているだけで資産は自動的に増えていくのですから、余計な売買などせずに放っておけばいいのです。
そして、個別株取引に使っているような時間はもっと有意義なことに使うのが、ほとんどの平均的日本人にとっての最適解ではないでしょうか。
あなたも自動積立投資を主軸に2022年の投資戦略を練ってみてください。