2023年は未曾有の大不況が来るのは確実だと思いますが、これは一般投資家にとっては大きく安値で仕込む大チャンスでもあります。
2023年に株式市場が大きく崩れる局面もあるでしょうから、そこでうまく仕込めれば資産形成は大いに捗るでしょう。
あなたはの2023年の大底で拾いたい銘柄は何でしょうか?
今回は私の独断と偏見で2023年の株式市場の大底で買いたい銘柄をリストアップしてみます。
2023年投資の方針
まずは2023年に向けての投資の方針を考えてみましょう。
基本路線として米株インデックス投信の積立投資は継続することは決めています。
あくまで資産のベースとなるのは米株インデックス投信の継続的な自動積立投資になるでしょう。
資産のベースとなるものの形成は継続した上で個別株投資するのが私のおすすめです。
つみたてNISA、iDecoなど国が用意くれている制度は最大限活用しましょう。
個別株投資はその後で十分です。
さて、個別株投資は大底を狙うわけですが、大底狙いで買ってもさらに下落していくことはよくあります。
その際に慌てて損切りするよりはゆっくり配当金をもらいつつ地味に持ち続けられる銘柄がいいと思います。
配当がないと持ち続ける意味を感じられませんからね。
また、ひどい経済危機が来るでしょうから、それを乗り越えられる資金力がある会社であることも重要です。
このことにより、月並みではありますが、ある程度資金力があり自己資本比率も高くかつ配当利回りも相応に高い銘柄の株価が大きく下落した時に時間分散で拾っていくというのが私の基本的な方針になります。
チェックする指標は、自己資本比率、配当利回り、配当性向ですね。
自己資本比率は50%程度は欲しく、配当利回りは3%以上、配当性向は30%〜高くても40%台で抑えている会社が望ましいでしょう。
では、次にこのような基準にある銘柄を探してみましょう。
2023年の大底で拾いたい銘柄
現時点で私がピックアップすると以下のような銘柄が投資先の候補になります。
配当利回りは2022年12月23日時点の数字
- ニホンフラッシュ:自己資本比率 69.63%、配当利回り 4.21%、配当性向 20.9%
- 小松製作所:自己資本比率 51.4%、配当利回り 4.41%、配当性向 40.3%
- AGC:自己資本比率 49.3%、配当利回り 4.67%、配当性向 37.6%
- ブリヂストン:自己資本比率 57.5%、配当利回り 3.56%、配当性向 30.4%
- 田中建設工業:自己資本比率 77.1%、配当利回り 3.23%、配当性向 32.8%
- 東京エレクトロン:自己資本比率 70.5%、配当利回り 3.78%、配当性向 50%
- SCREENホールディングス:自己資本比率 53.9%、配当利回り 3.81%、配当性向 30%
- NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信:配当利回り 4.96%
- NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信:配当利回り 3.93%
- NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信:配当利回り 3.52%
注意したいのは、東京エレクトロンが既に業績下方修正しているのを見ると、今後半導体製造装置関連はかなり業績が落ち込む可能性があるということです。
半導体の需要サイクルもありますし、中長期的に高性能半導体が必要なことに変わりはないのでいつか業績は復活するものと思いますが、半導体製造装置関連の株価は大きく落ちる可能性があることは意識すべきでしょう。
高配当株ETFでリスクを避けながら打診買いをして様子を見つつ、2023年の後半あるいは2024年までまって高配当株を仕込むのもいいのかもしれませんね。
まとめ
2023年に景気が大きく悪化し世界中の株価が大きく下落するような局面で拾いたい株を考えてみました。
買いたい銘柄候補は複数あるのですが、いずれにせよ急いで投資する必要は全くないでしょう。
現時点では多額の現金を維持しつつ、気長に景気が悪化し株価が大暴落する局面を待っていけばいいと思います。
ただ、そういう局面に対して準備していないと機動的に対応することもできませんので、銘柄研究しつつ大きな投資機会を気長に待っていきましょう。
焦りは禁物です。